概要
200系は乗り入れする鶴舞線の輸送力増強を目的に1994年に投入された通勤形電車である。211Fから214Fまでの界磁添加励磁制御車は100系200番台として扱われてるため、215Fが唯一の200系である。また、社内では100系6次車としても扱われる。
外観
地下鉄対応車両なので車体は20m4扉の6両編成でデザインは214Fまでの編成に準じているが、貫通扉にある名鉄の旧社紋が廃止されている。
内装
客室内はオールロングシートで6500系・6800系後期ロング車と同一の床と1200系列と同一仕様の扉と前年に登場した3500系と同一のシートは前年に登場した中間増結車と同一であるが、本形式では3500系にならい、車端部にLED式の車内案内表示器が設置されている。しかし、表示内容と文字の色は本線用とは異なり、名古屋市交通局に合わせたものとなった。但し、3050形とは異なり2段表示でないため、日本語と英語は交互に表示される。
性能
制御方式はVVVFインバータ制御でGTO素子の1C4M方式と歯車比7,07は中間増結車と同一であるが、メーカーが東洋から三菱に変更されているものの音に変化はなくほぼ同一である。MT比も100系の5M1T(豊田市MMTMMM犬山)とは異なり、3M3T仕様(豊田市TMTMTM犬山)となった。ちなみに3050形(3159除く)は逆に(豊田市MTMTMT犬山)であり、MTの向きが入れ替わっている。
歴史
1994年7月 営業運転開始
2004年 ムシキングのラッピング電車になる
2006年 ポケモンのラッピング電車になる
運用
100系と共通で鶴舞線直通列車に使われる他、間合いで三河線土橋・豊田市間の区間列車にも使用される。なお、平日朝にある犬山線内急行運用は全て地下鉄車両で運転されるため、本形式は普通列車のみで運用される。
運用路線
名鉄
豊田線 全線
三河線 土橋・梅坪
犬山線 上小田井・犬山
名市交
鶴舞線 全線